2013/4/8
家で精米をする度に出る米ぬかを使って、ボカシ肥を作ります。
今回の方法は、嫌気性発酵です。
C/Nでいうと、米ぬかは若干C/Nが高めです。
NPKのバランスを考えると、P,Kに比べてNが低すぎです。
なので、
良いボカシをつくるためには、C/Nが低くてNが多いもの(例えば菜種油かすなど)を米ぬかと組み合わせるのがベストなのですが・・・。
(詳しくは、こちら。)
自宅で出るゴミを使うというのも大きな目的なので、今回は米ぬか100%にしちゃいました。
ちなみに、コーヒーかすは、ほとんどNのみであり、これはいいぞ、と思っていたのですが、どうやらいろいろ問題がある(生育阻害が起こることがある、Nが分解されにくく、しかも植物に吸収されにくい)ということが分かったので(詳しくはこちら。)、使うのを止めにしました。
種菌は、2つ用意しました。
1)えひめAI-2
2)土着菌(林の中から落ち葉を拾ってきて、米ぬかで培養。腐ったにおいにならなければたぶん培養OK)
あと、水分調整用には、米のとぎ汁を。(カルキの抜けた水でも良いようです)
パスタソースの瓶が、土着菌培養瓶です。
で、えひめAI-2を使った方は、贅沢にえひめAI-2の原液で水分調整。手で握ると形ができて触ると簡単に崩れるぐらいを目安にします。
その後、タッパーにビニル袋を入れてその中にぎゅうぎゅうに押し込み、固めます。
土着菌を使ったほうは、水分調整のために米のとぎ汁を使いました。
実は土着菌培養瓶の中には、木くずとかも混じっています。
指で示したもの、米ぬかが丸く固まったようになっていますが、これは、おそらく菌のコロニーではないかと・・・。
こちらも同様に、固さを調整して、タッパーに詰めます。
最後に、空気に触れないように蓋をします。ビニル袋に水を入れてそれを蓋にすると隙間なく蓋ができると聞いたので、やってみました。もっと大きな樽で作って、蓋も水タップリにすれば重さがかかってうまくいくのかも知れませんが、これではあまりに小さくて、本当に空気を遮断できているのか心配なのですが・・・。
ま、これでしばらく様子を見てみましょう。
嫌気性発酵でボカシを作る場合は切り返しが不要なので、手間が少ないのもメリットなのです。
どんな匂いになるかな~
楽しみ、楽しみ。
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